生命の輝き
(生命の)存在を認識する という行為、営みは、豊かさにつながると思っている。豊かな今を生きることにつながる。そう思っている。
身の回りに目を向けると、生命に溢れ、たくさんの宇宙がそこにあることに気づく。それぞれの事情や、然らしむるさま、そんなものが、存在美となって僕の前に現れる。
「地球の素晴らしさは生命の輝きにある」
レイチェル・カーソンの言葉で、今ど真ん中に好きな言葉だ。
僕はたびたび、生命の存在を認識したあと、意識が地球へと広がっていくのを感じる。
僕も彼らと同じように今生きている。たくさんの生命に囲まれて、生命だらけの地球の上に、生命の営みにより、今生き、生かされている。
そんなことを考えると、どうしようもないくらい今が輝かしくて、嬉しくて、一瞬にして僕の見る世界は彩り、そして愛に溢れていくような感覚を覚える。地球に今いる喜びを、噛み締めているように。
そして、地球という大きな生命として、ひとつである。そう感じずにはいられない。
このような感情(状態)は、センス・オブ・ワンダーの例えである『喜び以前の純粋状態』ならぬ、『喜び以降の純粋状態』に包まれているということだと思った。
感性を認識し、僕の知性が入り混じった、その先の状態。
僕らは言葉の生き物であるので、感覚を"喜び"のような言葉に当てはめてみたけれど、当てはめたところで意味をなさない、必要のない、そんな状態。
喜び以前以降どちらも、僕は心の底から大切にしていきたい。そう改めて思った。
地球の素晴らしさは、生命の輝きにある。
僕らも、輝き合う世界へ